すみれニュース(vol.165)2015年1月9日

 新年、あけましておめでとうございます。

 園庭には木々も凍るような冷たい風が吹きすさび、本格的な冬の到来を感じます。長いお正月のお休みを終えて、興奮した様子を見せる子どもたちの賑やかな笑い声に包まれながらすみれ幼稚園の2015年はスタートしました。

 久しぶりの登園に少し不安気な表情を浮かべていた子も、たくさんのおともだちや担任の先生に囲まれてお話をしているうちにあっという間に笑顔になってしまいます。職員室の近くには年少さんの教室がありますが、仲良しのおともだち同士で誘い合って様々な遊びを始める姿が多く見られるようになり、子どもたちの成長を実感しています。

 始業式の朝には、お獅子さんが門の前に立って園児たちを迎えました。
 獅子舞は、古くから日本各地でお正月をはじめとしたお祝いの日に舞われ、幸せを招くと共に厄病退治や悪魔払いとして伝えられています。普段は幼稚園の玄関に飾ってある獅子が目の前に現れ、大喜びで近づいていく子もいれば、遠くから様子を見守っている子、大声で泣いてしまう子など、みんなそれぞれが個性的な反応を返していました。
 
 獅子に頭をかまれると、その年は無病息災で元気で過ごせるという言い伝えがあります。カプッ!とかまれて嬉しそうにはしゃぐ子どもたちを見て、今年も安全で健康的な生活を送らせてあげられるよう、しっかりと見守っていきたいと決意を新たにしておりました。
 子どもたちにとって、この一年の幼稚園生活が幸せで楽しいものとなるよう、さらに努力し、工夫を凝らしていきたいと思います。

 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

じむ まるやま ちひろ  

1月9日1  1月9日2

      わあー!こわいかお!           お獅子さんが遊びに来たよ!