すみれニュース(Vol.185)2015年7月2日

 7月に入りました。いよいよ本格的な夏がやってきますね。私自身1年目ということもあり、日々子どもたちからたくさんの刺激を受け、楽しく園生活を送りながら、様々なことを学ばせてもらっています。

 すみれこども園では、園庭の畑で様々な野菜を育てています。年長組ねこ組では、にんじんと落花生を育てており、戸外遊びの時間に子どもたちと一緒に水やりを行っています。最初は小さな種だったにんじんも芽を出したくさんの葉が出てきました。苗から植えた落花生も小さな黄色い花を咲かせ、順調に生長しています。水やりを行いながら、「小さなピーマンがたくさんついてるよ!」「私とトマト同じぐらいの背になってきた!」などと、日々様々な発見をしています。収穫へ向け、生長の過程を楽しみながら子どもたちと共に一生懸命育てていきたいと思います。お迎えの際など、ぜひ野菜畑を覗いてみてください。

 年長組ねこ組では、朝や帰り雨などで保育室内で自由遊びを行う際、折り紙をして遊ぶ姿が多く見られてます。中でも子どもたちのお気に入りはしゅりけん作りです。最初は「せんせいつくって~」「できない~」と言っていた子どもたちでしたが、私と一緒に作ったり、できるお友だちに教えてもらったりと、苦戦しながらもだんだん自力で作り上げられるようになってきました。
 しかし、やはり最後の合体する工程が難しく仕上げをお願いする子が多い中・・・

Aくん:「ぼくじぶんでできるよ!みててごらん!・・・できた!」
Bくん:「わ~!すごい!ぼくもやってみよう!」

 お互い教え合い、高め合いながら子どもたちの生きる力は育っていくのだなと改めて感じたひとコマでした。折り紙は手先の器用さを養うのにとても良い教材であると言われています。これからも子どもたちと一緒に楽しみながら、難易度の高い作品にも挑戦していきたいです。

                                                ねこぐみ  しばた みき

野菜1

        「おおきくなあれ!」

折り紙2

        「じぶんでできるよ!」