子どもの便秘に注意しましょう(2015年7月31日)

 便秘の子どもが増えています。重症化すると、骨盤内に硬い便の魂ができて胃まで便が溜まってしまい、手術に至るケースもあるそうです。たかが便秘と片付けず、保護者の方も気を配って重症化を防ぎましょう。

<習慣1> バランスの良い食事

・便秘体質を改善するためには、下記の食材をバランス良く取り入れると効果的です。

①便を軟らかくする食材(バナナ、オレンジ、りんご、さつまいも、にんじん、ほうれん草など)

②腸を整える食材(ヨーグルトなど)

③便の量を増やす食材(豆類、きのこ類、コーンフレークなど)

<習慣2> 腸を動かす運動や腹部マッサージ

・運動したり、マッサージを行って腸の動きを活発にすることは、便秘に効果的です。

①前屈や腰をひねるような運動、スクワットなどの屈伸運動

②お風呂上がりの血行が良い時に、「の」の字マッサージ

<習慣3> 排泄のリズム

・決まった時間にトイレに座る習慣をつけると効果的です。

 園では落ち着いてトイレに座っていられず、我慢してしまうことがあります。朝ご飯のあとは一日で最も便意をもよおしやすいとも言われているので、登園する前にトイレに座るよう習慣づけましょう。

                                               看護師:佐藤・武石