すみれニュース(vol.243)2016年10月21日

 さわやかな秋風に高く澄んだ空。大きく深呼吸したくなるような、気持ちの良い毎日です。
食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、実りの秋。楽しみの多い季節がやってきました。子ども達も戸外遊びに、室内遊び。元気いっぱい楽しんでいます。

 ねこ組の子ども達も毎日、「先生おはようございます!」とまぶしい笑顔で登園してきます。
一学期は、相手の目を見て「ありがとうございます」のご挨拶がかっこよくできるようになった子ども達。そして、更にパワーアップしたねこ組さんの二学期の目標は『先生やお友達に自分から挨拶ができるようになること』です。

 朝、先生に会ったら自分から大きな声でご挨拶。お部屋に入る時もクラスのみんなに元気にご挨拶。お友達同士でハイタッチをしたり、肩を組んで挨拶を交わす姿は本当に微笑ましいものです。「ありがとう」「おはようございます」「さようなら」…
素敵な挨拶が、自然と出てくる習慣を身に着いてきた子ども達を見て、すみれこども園を引っ張る年長組としての成長も感じる毎日です。

 そして、そんな子ども達は時に、私がびっくりするくらい嬉しい言葉のプレゼントをしてくれます。
私が朝、いつも通りねこ組のお部屋に入ると、クラス全員の子ども達がこっちを向いて並んで立っていました。そしてМちゃんの「せ~の!」の掛け声で、声を揃えて発した言葉は、
「さかしたせんせい!いつも、ありがとう!」
突然の嬉しい言葉のプレゼントに戸惑っていると、「せんせい、いつも頑張っているから!」
「だいすきだよ!」「自分達でせんせいに、みんな一緒にありがとうを言おうって決めたんだ!」と、訳を話してくれました。そんな優しい素敵な子ども達の言葉に先生は嬉し泣きが止まりませんでした…。私にとっても、クラスにとっても、忘れられない出来事です。

 誰かを大切に思い、喜ばせようと思う気持ち。みんなで力を合わせて団結することの喜びなど、思いやりの気持ちが、子ども達の中にしっかりと根付いていることに気づき、心から嬉しく思いました。子ども達の力には日々驚くことばかりです。私自身、まだまだ未熟なところばかりですが、そんな子ども達の輝く笑顔のため、どんなことでも頑張れる気がしています。子ども達と一緒に、日々大きく成長していきたいです。
                                                    
                                                ねこぐみ さかした えりか

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     いつでも仲良し仲間だよ!

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