水戸市など県内の小学校や保育園など計11カ所で、感染性胃腸炎の集団感染があったと、情報がありました。集団発生があったのは、水戸、神栖、行方、牛久、取手、守谷、土浦、古河の各市と城里、阿見両町内の小学校や保育園、認定こども園。いずれも児童や園児、職員が11月下旬から今月7日までに吐き気などの症状の訴えがあり、検査の結果、11カ所ともノロウイルスか検出されたとのことです。
当園でもノロウイルス対策として、手洗い・うがいを行い、感染を予防していきたいと思います。
感染を防ぐための予防策
1.手洗いはしっかり行う
手洗いは手指に付着しているノロウイルスを減らす最も有効な方法です。
2.食品はしっかり加熱する
ノロウイルスは熱に弱く、85℃以上で1分間以上加熱すると死滅します。
中心部まで十分に加熱調理したものを食べましょう。
3.掃除と消毒をしっかり行う
ノロウイルスは水道の蛇口やドアノブ、便器などに付着し、それを触った人に二次感染を起こします。また、キッチンのまな板や包丁、布巾なども菌が移りやすい所なので、毎日しっかり洗って消毒をしましょう。
ノロウイルスはアルコールでは十分に消毒できないので、85℃以上の熱湯で1分間加熱消毒、または次亜塩素酸ナトリウム(台所用漂白剤)を用いましょう。
ナースセンター 看護師:佐藤