すみれニュース(Vol.261)2017年2月22日

 暖かくて柔らかい日差しが差し込むようになりました。日なたにいると、ぽかぽかしてとても気持ちよく過ごせます。春風のようにあっという間に一年は過ぎ、年長組の子どもたちにとって、すみれこども園での生活も残りわずかとなってしまいました。

 

 そしてそれと同時に、わたしがこのこども園に就職して一年が経とうとしています。思い返せば、ちょうど一年前の今頃、研修生として先輩の先生のクラスで学ぶ日々でした。先輩の先生方の、子どもたちに向ける笑顔や保育に対する姿勢を見て、一年後、二年後、三年後…あんな風になっていけるのか、不安や期待が入り交じったドキドキする感情がよみがえります。

 

 4月からねこ組を受け持つことが決まり、わたしの保育者として記念すべき一年目の子どもたちとの生活がスタートしました。

この一年間を振り返ると、ひとつひとつの行事でも、日々の生活でも、子どもたちの成長は目覚ましく、わたし自身子どもたちに追いつけ追い越せの毎日でした。心の底から本気で笑ったり、泣いたり、怒ったり、いつも真っ直ぐな子どもたち。そんなねこ組のみんなと一緒に学んで、成長できたことはたくさんあります。

 

 大切な友達を信じる気持ち。どんなに難しいことでも最後まで諦めずに頑張ること。みんなで力を合わせればなんだって乗り越えられること… ねこ組のみんなから、逆にわたしが学んだことばかりです。

 

 春からは、みんなピカピカの一年生。

「先生!わたしランドセル届いたんだよ!」「明日おじいちゃんと机見に行くんだ!」そんな小学校への期待でいっぱいの話題が飛び交うねこ組さん。

それと同時に、「先生、いつもありがとう」「さかしたせんせいのことは絶対忘れない」という言葉に、思わずこぼれそうになる涙を堪えるのに必死です。

 

 先日の帰り際にもらったお手紙には、『せんせい、しあわせにしょうがっこうにいくからね。せんせい、よわむししないでね。』と書かれていました。

きっと子どもたちは、わたしが思っている以上にもっともっと強く、たくましく、成長しているんだと、とても嬉しい反面、ちょっとだけ寂しく感じる出来事でした。

                              ねこぐみ さかしたえりか

ねこ組大好き!

      ねこ組大好き!

   みんなの笑顔が一番です!