6月も後半に差し掛かり、早いもので1学期も残り1ヶ月を切ってしまいました。4月に年中組に進級をした頃は、まだ幼さでいっぱいだった子どもたちでしたが、今では年少組のお友だちの手を優しく繋ぎ、一緒に遊ぶ姿も見られるようになり、順調にお兄さん・お姉さんへの階段をのぼっています。
さて先日、野菜の収穫をしました。その夏野菜とは！ラディッシュです！年中組のみんなで5月に種まきを行い、大事に大事に育てたラディッシュ。子どもたちもまるで気分はお母さんのように、日々生長する姿をとても嬉しそうに見守っていました。
種まきを行ってから、毎週のように畑へと足を運び、「わぁ！小さな芽が出てる！」「ハートの形の葉っぱだね！」などと、子どもたちにとって新しい発見の連続でした。
そしてついに収穫の時を迎え、一人ひとり緊張の面持ちで根っこに手をかけ・・・「せーの！」みんなで一緒に抜いてみると・・・「わっ！可愛いラディッシュだ！」「先生！僕のはおおきなかぶみたいだよ！」と沢山のラディッシュと一緒に、子どもたちのニコニコ笑顔と可愛らしいコメントも出てきました。収穫したラディッシュは給食室へお願いをし、子どもたちの給食として、調理してもらう予定です。楽しみですね！
きく組の子どもたちは体を動かすことが大好きで、毎日元気いっぱい遊んでいます。そんなきく組さんは、すみれプロジェクトとしても取り組みを行っている“かけっこ”も大好きで、朝の自由遊びの後、お部屋に戻る前にみんなで園庭を走っています。
スタートラインに立つ子どもたちの表情は常に真剣そのもの。私の笛の合図で「よーい！ピッ！」一気にスタートをします。いつも誰一人歩くことなく、みんな最後まで一生懸命走ることができます。走り終わった後「先生！昨日は7位だったけど、今日は3位になれたよ！」と笑顔で報告してくれたRくん。このような日々の生活から、子どもたちは沢山の“自信”を獲得していくのだと思います。これからも、子どもたちの自信に繋がる活動を沢山取り入れながら、楽しく毎日を過ごしていきたいと思います。
きくぐみ しばた みき
「おおきなラディッシュが抜けたよ！」
「かけっこがんばるぞー！おー！」