すみれニュース(vol.290)2017年9月14日

 日中はまだまだ暑いですが、朝夕がとても涼しくなり、秋の訪れを感じるようになりました。園庭のナラの木にはドングリがたわわに実り、一つまた一つとその実を落としています。

 真新しいすみれナーサリーの園舎に子どもたちが登園するようになってから、2週間が経とうとしています。新園舎への登園初日、新しい環境に泣きながら登園する子、「あっちがいい!!」と過ごし慣れたすみれこども園の園舎に戻りたいと訴える子など、子どもたちには不安が溢れていました。しかし、今ではすっかりと慣れ、広い保育室に大喜びの毎日です。

 いつも元気いっぱいの子どもたち。晴れた日には外に出て思いっきり体を動かして遊びます。先日は今まで一緒に過ごしてきたひよこ組のお友達と遊びました。SLハウスの中に入ったり、ドラえもんの遊具でお店屋さんごっこをしたり、思い思いの遊びを楽しみます。すると、「せんせい、ドングリ!!」とR君の声が。振り返ると緑色の小さなドングリを嬉しそうに見せてくれました。覚えたての言葉を使って一生懸命話してくれたことに、とても嬉しくなりました。

 たくさん遊んだ子どもたちはおなかがペコペコです。この日は子どもたちが楽しみにしている愛情弁当の日で、「いただきます」が待ちきれずそわそわ。ご挨拶をしてふたを開けると、お家の方が愛情をいっぱい込めて作ってくれたお弁当が顔を出しました。「みて!アンパンマン!」「ぼく、これはいってたんだー!」と会話も弾み、あっという間にお弁当箱は空になりました。

 ナーサリーでの生活は始まったばかりです。この真新しい園舎に、これから子どもたちがたくさんの思い出と歴史を刻んでくれることでしょう。一日一日を大切に、毎日が楽しく、そして学びの多い園生活となるようにしていきたいと思います。

                                                      ナーサリー1歳児 しとみ ちほ

「見て!おいしそうでしょ?」

   「見て!おいしそうでしょ?」

 

ちっちゃいドングリみーつけた!

   ちっちゃいドングリみーつけた!