2学期子ども達は数々の行事に取り組みました。(2017年12月30日)

 月日の経つのは早いもので、今年もまさに暮れようとしております。
2017年の2学期は、9月からスタートして運動会、文化祭、クリスマス会と大きな行事が次から次へとあり、先生も子ども達も猛スピードで駆け抜けた2学期だったように感じております。 子ども達はアスリート、芸術家、俳優となり素晴らしい力を発揮して、お家の皆さんや先生方に感動を沢山与えてくれました。小さな体で先生と一緒に無心に取り組むお友達、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。みんなの力はすごかった!

 また、園は小規模保育所すみれナーサリーの建設、筑波海軍航空隊跡記念碑建立、球技場整備等もありました。小規模保育所は待機児童の受け入れを考え、笠間市に協力できればとの思いから工事を始め、保護者の皆様には送迎等でご迷惑をお掛けしながらやっと9月に開園しました。  すみれナーサリーは森の中の保育園をイメージして、温かい雰囲気にしたいと思い設計しました。
 現在は22名の0歳から2歳の子ども達が優しい先生方に見守られ園生活を送っております。小さな子ども達の息づかいが、赤い屋根の園舎から聞こえてきます。

 次に球技場の整備、のびのびと子ども達がボール遊びをしたり、思いっきり走ったり、暖かい日にはお弁当をみんなで食べ、太陽の日差しをいっぱい浴びて、日差しの温もりと匂いを感じながら過ごす時間を持つことが出来ればと思っております。
 今は、月2回のわくわくデーの日に球技場を使っておりますが、のんびりと時が過ぎて行く時間をもっともっと取り入れ大切にしていきたいと思います。

 そして、最後に筑波海軍航空隊跡記念碑建立、この建立に当たっては、園としては深い思いがありました。 園は、筑波海軍航空隊跡地に立地している事や、筑波海軍航空隊の慰霊碑が園の近くにあったこともあり、毎年 南秀利先生をお招きして、この地域の歴史や戦争の悲惨さなどをお話し頂き、南先生と子ども達と職員で命を落された方を偲び、慰霊碑を参拝しお花を献花してきました。 しかし、その碑が遠くに移設され、皆で参拝することが難しくなりました。
そのことから、この地に居る私たちは筑波海軍航空隊員として、お国の為に命を落された方の思い、戦争は二度としてはいけない、この地の歴史を風化させてはならないことを、痛切に感じ記念碑を建立しました。

 12月上旬にこの碑が完成し、大井川和彦茨城県知事、筑波海軍航空隊友の会 高野克己氏、南秀利先生等のご来賓の皆様をお招きし年長児の子ども達と一緒に除幕式を行いました。この碑が地域の方と一体化し、子ども達の「平和教育」の役割を果たすことが出来、人々の思いが碑に込められ、永久に平和な世が続くことを願います。

 数々の思い出が出来た。2017年保護者の皆様には大変お世話様になりました。
来る年もまたよろしくお願いいたします。ご家族皆さまで良いお年をお迎えください。
                                 園長 柴田幸子

碑

園の球技場内に「平和の礎」の碑を建立しました。子ども達の時代が幾末までも平和でありますように!

餅つき

12月7日(金)、臼と杵を使いみんなでお餅つきをしました。昼食はつきたてのお餅をお雑煮にして食べました。

文化祭

今年の一流に触れるは、けん玉師の技に触れました。 子ども達は、目を丸くして見ていました。