まだまだ寒さが続く中、少しずつ暖かな日もでてくるようになりました。毎年この時期になると、みそ作りをします。園で使用しているみそは、大豆とこうじ、食塩を使った手作りみそです。普段からみそ汁や鶏肉の梅みそ焼きなど給食で使っています。手作りのみそは、風味や香りがよくとても美味しくできます。
今年も年長さんがみそ作りをしました。みその原料となる大豆をやわらかく煮たものを食べてみて、「おいしい!」という子や「豆の味がする」と顔をしかめる子、こうじの匂いを嗅いで、「納豆の匂いがする」、「いい匂い!」という子がいたりと、様々な反応をする子どもたち。「早くやりたい!」と待ち遠しそうにしている子も見られました。
年長さんは、みそ作りの中でも、大豆とこうじ、食塩を混ぜたみそ玉というものを樽の中に投げ入れ、空気抜きをしてもらいました。こうすることで、余分な空気が抜け、美味しいみそができます。うまく投げ入れる子や、やさしく投げる子、樽の中に上手に入らない子もいました。
この作ったみそは、来年度の秋くらいまで寝かせ、ようやく食べることができます。そのため、年長さんが作ったみそは、今の年中さん、年少さんが食べるようになります。
もうすぐ卒園の年長さんが作ってくれたみそ、おいしくなるといいですね!
かんりえいようし いちせ ゆかり
大豆ってどんな味かな?
上手に投げられたね