平成30年度 家庭教育学級 第1回の活動報告(2018年6月20日)

 今年度も昨年に引き続き、親子給食を学年ごとに実施しています。6月20日は年少組の親子給食を行い、園の管理栄養士である市瀬結華理さんより「食育」についての講話をいただきました。

 講話では食育の目的や、正しい食生活についてのお話を聞きました。食育の目的としては、
・食への関心や味覚を育てる。
・子どもたちが将来的に自分で正しい食物を選択できるようになる。
・食事のマナーを身につける。
・食物を大切にする。
というものがあります。園の給食でもこれらが身につくよう、旬の食材を選んだり子どもの姿や行事等を踏まえたりと、バランスのよい食事作りを心掛けているとのことでした。

 また、幼児期の食生活がその子の一生を左右するということで、規則正しい食事をすることが大切だと知りました。偏食の対策としては、
・調理方法の工夫
・強制して食べさせることは避ける。
・家族全員で協力して食事の雰囲気づくりをする。
・子ども同士で一緒に食べる。
・食べることができたら褒める。
ということが挙げられました。子どもたちの健やかな体を作るために、食事について再度見直していきたいと思います。

 年少組の親子給食の献立は、ご飯、ニラもやし汁、肉じゃが、梅肉ささみサラダ、オレンジでした。梅は年中さんが漬けたものを使ったと聞きました。実は私、梅が苦手で食べることができないのですが、自分でもびっくりするほどおいしくいただくことができました。オレンジも年少さんが食べやすいように皮がむいてあり、いろいろと配慮していただいていることを感じました。

                                                    家庭教育学級長 五味田 美和子