すみれニュース (vol.343) 2018年9月26日

 先日年長組の子どもたちが参加したすずむし会で、園にもすずむしをいただき、みんなで観察をしています。すずむしが鳴くと、子どもたちは嬉しそうに虫かごに近づき、綺麗な音色を聴いて秋の訪れを感じています。

 

 二学期になり、最初は長かった夏休みからなかなか園生活にリズムが戻らず、登園時に泣いてしまっていた年少組の子どもたちも、今では来週予定している運動会に向けて張り切って登園をしています。一学期は、まだまだお家の方の存在が大きく園に来ても「何時に帰る?」「ママお迎え来る?」と言っていた子どもたちですが、「今日は○○ちゃんと遊ぶんだ」「ままごとをして遊ぼう?」と自分の意思で友達を誘い、遊びを見つけて行動する姿がよく見られるようになりました。

 

 また、子ども同士の関わりが深くなり、お部屋のコーナー遊びでもそれぞれたくさんのやりとりがあります。

プラレール遊び:今までは一人で線路を組み立てて遊ぶ子が多かったのですが...

「僕こっちの線路組み立てるから、そこにトンネルつけて!」

「これどうやってつければいいのかな...」「これはこうやるんだよ!」「ありがとう」

「この電車貸して?」「いいよ!じゃあ、終わったら貸して?」

3歳児クラスにとって、物の貸し借りができるようになり、自然と「ありがとう」という言葉がでるのは大きな成長だと思います。もちろん、遊びの中で喧嘩をすることもありますが、その経験を通して自己表現ができるようになったり、相手の気持ちを考えることを学んでいくのだと思います。

 

 二学期は大きな行事もたくさんありますが、子ども達の日々の小さな成長にも目を向けて見守っていきたいと思います。また、子どもたちは10月6日(土)の運動会の練習をとっても頑張っています。ぜひ、おじいちゃんおばあちゃんにもお声かけをしていただき、一生懸命頑張る姿を応援していただきたいと思います。お待ちしています。

 

                                      すみれぐみ ふくたんにん おおつか みさき

 

   パズル もうちょっとで完成!

   すずむしさん鳴いてるかな?