すみれニュース(vol.360)2019年2月6日

2月に入り、今年度も残り二ヶ月となりました。毎日の生活が楽しく充実した日々で、一年あっという間に感じます。

さて、私が担任をしているナーサリー0歳児は、一人ひとりが個性豊かで元気いっぱいです。毎日様々な発見やエピソードがあり、とても楽しく過ごしています。今回は、その中で二つのエピソードを紹介します。

一つ目は、Sちゃんのエピソードです。

Sちゃんは最近、発語が見られるようになり、特に最近では「おはよう」がブームのようで、お友だちはもちろん、朝会った職員にも「おはよう」と声を掛けています。ある日、いつものように「おはよう」と元気に挨拶をしている姿を見ていると、立ち上がりお辞儀をしていたのです。今までは、座ったまま声だけを出していたのですが、ある日突然お辞儀をしながら挨拶をするようになっていて、私はその姿を見た時、とても感動をしました。毎日の生活の中で、挨拶をする時はお辞儀をする事を伝えていたので、身に付いた瞬間を見る事ができ、改めて一つひとつの関わりは大切だと実感しました。

二つ目は、Hくんのエピソードです。

Hくんは、お外遊びが大好きで最近は天気が良く、お外遊びを積極的に行っています。お外では、お姉さんお兄さん達が元気にかけっこをしていて、Sちゃんと一緒に応援しています。私が、「がんばれ!がんばれ!」と応援していると、Hくんは握りこぶしを作り、腕を上下に動かして応援していました。「がんばれ!」と言っているかのように、声を出しながら応援していて、Hくんの心に“応援する”という気持ちが芽生えていて感動しました。

このように、日々の生活の中で、子ども達ができるようになった事を身近で実感する事ができます。子ども達にとって毎日は、“初めて”が溢れています。今後も日々を大切に、そしてより丁寧に関わりをして、残り二ヵ月を充実したものにしていきたいと思います。

ナーサリー0さいじ たなか ゆき

「がんばれ!」元気に応援!

        自分で靴が脱げるよ!