みんな大きくなったね。(2019年3月4日)

 3月は毎年のことながら感慨深いものがあります。
卒園を目前にしてやり残したことはないだろうか、保護者の皆さんは満足して、お子様を園に通わせていたのだろうかと振り返りをする時期でもあります。一人ひとりをスムーズに小学校につなげてあげたい。不安なく送りだしてあげたいと、今私は思いを巡らしています。

 年長組のお友達は「小学校見学」や在園児とのお別れ会でもある「お楽しみ会」を終え、3月4日(月)に卒園式の総練習を行いました。一人ひとりに卒園証書を渡す練習から始まり、年中組さんと年長組さんのお別れのことば、最後に年長組さんのお別れの歌の合唱で終了となりました。
年長組のお別れの歌を聞きながら、あんなに泣いてお母さんと離れられないでいた子が、自信に満ちた顔で大きな口をあけて堂々と歌を唄う姿を見て、感動のあまり涙がこぼれてきました。

 クラス担任の先生方も、目に涙を浮かべ練習に取り組んでいる姿があり、この一年の思い出が走馬灯のように思い出され、私以上に感慨深いものがあるのだろうと思いました。
年長組の子ども達と過ごせるのもあと2週間です。思い切り「仲間」や「先生」と遊び過ごしてもらいたいと思います。そして、私も悔いが残らないよう年長組のお友達と過ごしたいと思います。

 先日、卒園される年長児の保護者の皆様に園に対するアンケート調査のご協力をお願いいたしました。貴重なご意見を頂きありがとうございました。次年度に向けて改善できることは改善し、ご協力頂きたいところはお願いをさせて頂きたいと思います。後日まとめを報告させて頂きます。なお、結果についてはホームページにも掲載させていただきます。
                                                    園 長 柴田幸子
 

    「お楽しみ会の調理実習」          年長組さんはピュウラーを上手に使い、人参の皮をむきスパゲティの材料刻みをしました。昼食には、給食室のご協力も頂き美味しいスパゲティができあがりました。年長さんご苦労様でした。「美味しかったです。」ありがとうございました。

年長組のお友達は園で1年間「百人一首」の句を皆で読んできました。その「百人一首」の第20回大会が2月の下旬に笠間の稲荷神社でありました。大会に参加をすることは出来ませんでしたが見学を通しカルタ取り大会の雰囲気を感じ、子ども達の学びになればと思い希望者27名で見学に行って参りました。当日の子ども達は、真剣にカルタ取りをする小学生、中学生の姿を、息を凝らし見学し、日本文化の空気を体で体験して来ました。この中から1人でも2人でも「百人一首」に興味を持ち継続し極めてくれるお友達がいれば良いと思います。  この大会には、当園で百人一首に取り組んだ、卒園生も参加しておりました。幼児期の体験が活かされているのかなと思いうれしくなりました。