3月は毎年のことながら感慨深いものがあります。
卒園を目前にしてやり残したことはないだろうか、保護者の皆さんは満足して、お子様を園に通わせていたのだろうかと振り返りをする時期でもあります。一人ひとりをスムーズに小学校につなげてあげたい。不安なく送りだしてあげたいと、今私は思いを巡らしています。
年長組のお友達は「小学校見学」や在園児とのお別れ会でもある「お楽しみ会」を終え、3月4日(月)に卒園式の総練習を行いました。一人ひとりに卒園証書を渡す練習から始まり、年中組さんと年長組さんのお別れのことば、最後に年長組さんのお別れの歌の合唱で終了となりました。
年長組のお別れの歌を聞きながら、あんなに泣いてお母さんと離れられないでいた子が、自信に満ちた顔で大きな口をあけて堂々と歌を唄う姿を見て、感動のあまり涙がこぼれてきました。
クラス担任の先生方も、目に涙を浮かべ練習に取り組んでいる姿があり、この一年の思い出が走馬灯のように思い出され、私以上に感慨深いものがあるのだろうと思いました。
年長組の子ども達と過ごせるのもあと2週間です。思い切り「仲間」や「先生」と遊び過ごしてもらいたいと思います。そして、私も悔いが残らないよう年長組のお友達と過ごしたいと思います。
先日、卒園される年長児の保護者の皆様に園に対するアンケート調査のご協力をお願いいたしました。貴重なご意見を頂きありがとうございました。次年度に向けて改善できることは改善し、ご協力頂きたいところはお願いをさせて頂きたいと思います。後日まとめを報告させて頂きます。なお、結果についてはホームページにも掲載させていただきます。
園 長 柴田幸子