すみれニュース(vol.364)2019年3月7日

 寒さの中にも、少しずつ暖かい日差しが感じられるようになったこの頃。各クラスで育てているヒヤシンスとクロッカスの花も咲き始め、身近に春の訪れを感じる季節となりました。

 1年とは長いようで短く、入園当初はあんなに小さかった子どもたちも、今ではすっかり身も心も逞しいお兄さん、お姉さんに成長しました。「もうすぐ年中組さんだね!」「○○ちゃんは何組がいい?」と楽しそうに話している子どもたちの姿を嬉しく思いますが、少し寂しさも感じる今日この頃です。

 先日、年少組での1年間の月の製作をまとめる「おもいで」の表紙を子どもたちと製作しました。「おもいで」の表紙を描くにあたって、子どもたちと1年間の思い出を一緒に振り返りました。たくさんのお友達ができて、こども園に来るのが楽しくなったこと、喧嘩して泣いちゃったこと、遠足で大型バスに乗って水族館にいったこと、多くの行事を一生懸命頑張って乗り越えてきたことなど、ここでは述べきれないくらいの出来事が子どもたちから上がりましたが、その中で1人ひとりが1番心に残っている思い出を絵に描いてもらいました。

 それぞれ思い思いの絵を描いてくれましたが、1番多かったのは「お友達と先生と遊んだ絵」でした。入園当初、涙を流しながら登園し、お母さんからなかなか離れられなかった子どもたちが、いつの間にか心を開き、気の合う大切な友達がみつかったこと、過ごした日々の中で子どもたちの心に楽しかった!と記憶に残る思い出ができたこと、本当に嬉しく思います。

 素直で心優しく、友達思いのたんぽぽ組さんと過ごした日々は、私にとっても大切な思い出です。年中組になっても毎日を楽しく元気に過ごしてくれることを心から願っています。

                                                  たんぽぽぐみ  きむら さやか

  「おもいで」の表紙を描きました!

   ヒヤシンスとクロッカスの花が
      咲き始めました!