すみれニュース(vol.369)2019年4月12日

 新年度がスタートし、早くも1週間が経ちました。みんなで笑ったり泣いたり喧嘩をしたり… 色々な経験を重ねてみんなで成長しながら、今年度も思いっきり楽しんでいきたいと思います!

 私は今年度ひよこ組2歳児クラスの担任になりました。すみれこども園に就職してから初めての2歳児クラスです。私自身、全く新しい環境での保育は、お友達と一緒でドキドキする不安な気持ちと、ワクワクする気持ちが半分個でした。
そしていよいよ迎えた新学期。ひよこ組1歳児クラスから2歳児クラスに進級した14名のお友達と、新入園児として仲間に加わった7名のお友達で新たに駆け出しました。

 新しいクラスでの生活はまだ始まったばかりですが、ひよこ組に来てわかったこと、知らなかったこと、気づかされたことがたくさんあります。
 一つは、出来なかったことが出来るようになったときの喜びに、毎日が満ち溢れていること。
“初めて一人でトイレができたよ” “お友達にありがとうが言えた” “先生にごめんなさいが言えた” 大人になってしまったら、当たり前に思ってしまうことでも、ここでは、お母さんが涙を流して喜んだり、先生と手を握り合って喜びを分かち合ったり…  そんな大切な一歩一歩が、毎日何かの記念日として、私に携わることの素晴らしさを教えてくれています。
 きっとこれからそんな毎日を積み重ねて、私の知っている、すみれこども園の歴史を残した、多くの卒園生のように、強くたくましく成長していくことでしょう。私は今から楽しみで仕方ありません。

 そんな中、始業式の日に、昨年度年中組で受け持った、R君が私のクラスに遊びに来て、お手紙を渡してくれました。そこには「うさぎぐみになったよ」の文字と、園服を着ている自分の絵。胸には、赤いうさぎ組の名札がしっかりと描かれています。最高学年である年長の名札を実際に付けて、「せんせい、ぼくがんばるね!」と、手紙を私に差し出し、微笑むR君。そのたくましく成長した眼差しを見て、思わず涙がこぼれてしまいました。

 この仕事は私にとって毎日が青春であり、学びであり、糧となります。今年度も、子ども達に、『愛』を持って、関わっていきたいと思っております。
全てを子ども達の未来のために…

                                             ひよこ2歳児 さかした えりか

  さあ!さかしたせんせいについておいで!!♪

   素敵な年長さんになりましたね