すみれニュース(vol.372)2019年5月9日

 季節は初夏となり、日差しがだんだんと強くなってきて夏の到来を感じます。しかし天候は、暑くなってきたかと思えば、急に寒くなって雨が降ったりと不安定気味です。寒暖差が激しく、空気も乾燥しているので、体調管理には十分に気を付けていきたいですね。

 そんな不安定な天気を吹き飛ばして、晴天となった5月8日にすみれこども園の子どもたちは野菜の種蒔きと苗植えを行いました。年少さんはミニトマトの種とトマト、ピーマン、ナスの苗。年中さんは小松菜、ラディッシュ、とうもろこし、ちんげん菜の種と、きゅうり、かぼちゃの苗。年長さんはレタス、オクラの種とスイカの苗をそれぞれ上手に植えることができました。

 帰りのバスの中で、子どもたちは野菜の苗を植えたことを楽しそうに話してくれました。私が「何を植えたの?」と質問すると、ある子は「スイカの苗を植えたんだよ」と教えてくれました。「大きく育つと良いね」と話しかけると「大きくなあれ!っておまじないをしたから宇宙まで大きくなっちゃうかもしれない」と答えてくれました。子どもの発想はとても面白いですね。子どもたちの植えた野菜たちが大きく育ち、収穫して一緒に味わえることが今からとても楽しみです。

 また、すみれこども園では、この農業体験を通して子どもたちへ「食育」を行っていきます。普段食べている野菜がどのように育ち、収穫できるのかという知識を身につけることは「食育」の一環となります。この「食育教育」が子どもたちの将来の健康的な食生活に結び付いていければと思います。

 

                                                        じむ おおさきともよ

       上手に植えられました!

 

      大きくなあれ!大きくなあれ!