すみれニュース(vol.374)2019年5月21日

 日に日に気温が上がり、子どもたちは腕まくりをしながら外遊びを楽しんでいます。最近では、「先生、アリを見つけたよ!」とバケツにたくさんのアリを捕まえて見せに来てくれたり、桜の実を拾い集めて遊んだりと、自然と触れあって遊ぶ姿が多くみられるようになりました。好きな遊びを見つけて夢中になって過ごす子どもたちの姿を見ると、なぜだかこちらも楽しくなります。

 先日、春の親子遠足があり、日立かみね動物園に行ってきました。この日を毎日毎日楽しみにしていた子どもたち。遠足の日が近くなるにつれて、「遠足に行くんだ!」「先生、あと何回寝たら動物園?」といった声があちこちから聞こえてくるようになりました。

 動物園では、たくさんの動物たちに大興奮の様子。お家の方と一緒に広い園内を回りながら、キリンや象などの大きな動物を見たり、ヤギやシカに餌をあげたりしていました。中には大きな蛇に触れた子もいて、「黄色くて大きい蛇を触ったんだよ!重いんだよ!」と自慢げに話してくれました。笑顔が絶えない遠足になり、きっと楽しい思い出がたくさんできたことでしょうね。

 すみれこども園でもカメやウナギ、金魚など、たくさんの生き物を飼っています。朝、子どもたちが登園して来ると水槽の前は大賑わい。「先生、餌やりたい!」とたくさんの子どもたちが自分からお世話をしてくれています。このお世話をきっかけに、生き物に興味を持ち、さらに命の大切さを感じてくれる子が少しでも増えてくれればいいなと思います。

 今年度はまだまだ始まったばかりです。楽しいこと、そして時には大変なこと、様々なことが子どもたちを待っています。どんな時でも子どもたちに寄り添った保育ができるように、日々努力をしていきたいと思います。

                                                            じむ しとみ ちほ

       かみね動物園で           あああ「うさぎさん、かわいいね」

      ご飯の時間だよー!