年長組のお友達は、合気道の稽古に精を出す日々です。(2019年6月19日)

 梅雨の時期を迎え、紫陽花の花が綺麗に咲く季節となりました。ご家庭の紫陽花も少しずつ色を変化させながら咲き始めているのではないでしょうか。
幼稚園部門のお友達が育てている「すみれ農園」の野菜も、葉を増やしながら成長しており、交代で水やりをして毎日観察することが楽しみの一つになっています。先日はもも組のお友達がきゅうりの初取りをしました。

 初取りをしたきゅうりは、みんなが順番に手にして観察し終わると、表面のぶつぶつはきれいになくなり、つるつるのきゅうりになってしまいました。つるつるのきゅうりはその日、サラダにして昼食で食べました。これからの収穫が楽しみです。

 そして、この時期の年長さんは8月25日(日)いきいきゆめ国体合気道デモンストレーションに参加するため、月3回の合気道の練習に汗を流しております。6月16日(日)は、いきいきゆめ国体合気道デモンストレーションに参加する皆さんが、旧岩間町の武道館に集まりサブ大会において本番の大会をめざして演武披露しました。

年長組77名が参加予定でしたが、この日練習に参加できたのは58名のお友達でした。大勢の皆さんの前で子ども達は石塚先生の号令のもと堂々と型を披露しました。参加見学をしてた方から「幼稚園から合気道をやっているんだね。すごいね」子ども達のひとつひとつの動きを見て「かわいいね」「できるんだね」の声が聞こえてきました。その声を聞き、合気道の練習に気持ちが乗らない子もいましたが励ましながら取り組んできて良かったと思うとともに、子ども達の頑張りに心から拍手を送りました。

 この日は、合気道のご指導をしていただいている平澤先生、磯山先生の演武を見学することができました。子ども達は「平澤先生、みんなを投げ飛ばしてすごい。」「磯山先生強い。」など圧巻の演武に息をのみ目を丸くして見学していました。

 8月25日(日)デモンストレーション当日まで集中練習は続きますが、無理なく取り組み合気道に触れることが子ども達の学びの一つとなり、成長過程の中での選択肢の一部になればと思います。
この日、岩間道場に入門して稽古をしている卒園生数名も参加する予定と聞き、園での経験がその後につながっていることの喜びも感じました。年長さん、あとひと頑張りです。「楽しみながら頑張ろうね!」「右手、覚えようね!」

<今月はりす組担任 坂玲奈先生をご紹介いたします。>
 りす組担任の坂玲奈先生は新採1年目の先生です。年長組は行事が多く、毎日活動に追われる日々と本人はいっており現在は副園長の石塚先生や先輩の大柿先生の指導を受けながら毎日夢中で過ごしているようです。今は、合気道の大会に向けて子ども達と一緒に自ら習いながら指導に余念がありません。
 また、園生活の経験豊富な子ども達が私の先生ですと言っている坂先生は、明るく小さな事はくよくよ考えない、前向き思考の先生で、自分の考えをしっかり持っている先生です。保育教諭として大きく成長していってほしいと願います。頑張れ坂先生!合気道の筋は素晴らしいです。                                                                    
                                       園長 柴田幸子

石塚先生の号令に合わせて真剣に型を決める年長組のお友達。

毎日、元気一杯お友達と走り回る坂先生、この日は皆でお製作です。