「進級・進学の気持ちが芽生えた園のお友達」2020年1月28日

 クラスの水栽培のヒヤシンスやクロッカスの芽が少しずつ伸びてきました。寒さの中にも、春の近づきを感じるような気がします。3学期は、園にとってまとめの時期であり子ども達の成長を一番感じる学期でもあります。
 進級・進学の意識がはっきりとして、在園児のお友達は「今度は・・・組になるんだ。」とひとつ大きくなることへの期待を言葉にしています。

 また、年長組のお友達は1月から就学先の小学校への見学会が始まり、小学校のお兄さんやお姉さんとの交流や就学先の校長先生のお話を聞くことで、小学校への期待が深まり就学の意識が感じられ、心も体も大きくなり、逞しさがみられるようになりました。そんな年長さんは、年少組さんや年中組さんのあこがれのお兄さんお姉さんですが、後31日で年長さんとお別れとなります。残された期間、年長さんと沢山ふれあい思い切り遊んで、思い出をたくさん作ってほしいと思います。

 年初めお寺の住職さんに法語のカレンダーをお年賀で頂きました。そのカレンダーに「人も草木も虫も 同じものは一つもない おなじでなくて みな光る」いう言葉がありました。まさしく、子どもを見る時の基本だなと思いました。
 集団生活を送る中で保育士は基本を重視するあまり、個々の育ちを見失ってしまうときがあります。それは、親も同じように感じます。親の理想を子どもに押し付けてしまい、子どもの真の思いや育ちをくみ取ることができなくなってしまうときがあるように思います。そんなとき、前述した法語を思い出していただけたらと思います。
 どうぞ、それぞれの子ども達の良さを導いていってください。

 今月はうさぎ組担任 大柿彩夏(おおがきあやか)先生を紹介いたします。
大柿先生は、双子の姉妹のお姉さんです。妹さんは同じこども園の保育園部門の保育教諭をしています。大柿先生は園で仕事を始めて3年目となり、年少組・年中組・年長組と3歳児・4歳児クラスを経験し現在は5歳児クラスを担任中です。 子ども一人ひとりをよく捉え、その子に今何が必要かの課題意識を持ち保育に取り組み、とても研究熱心な先生です。保育環境の準備をしっかり行っています。将来が楽しみな先生です。
                                        園長  柴田幸子

緊張したようすで就学先の校長先生にご挨拶をしている年長さん(宍戸小学校)

クラスの子ども達と一緒にピアニカの練習に取り組む大柿先生、音楽おさらい会、楽しみですね。