すみれニュース(vol.413)2020年3月13日

 3月も半ばに近付き、少しずつ春らしい陽気になってきました。園庭の桜のつぼみも膨らみ始め、花開く日が待ち遠しく感じられます。1年が過ぎるのはとても早く、今年度も残すところあとわずか。3月14日には年長組のお友だち75名が卒園の日を迎えます。

 すみれこども園でたくさんの経験をしながら毎日を過ごしてきた年長さん。
 入園したばかりの頃、おうちの人と離れるのが寂しくてたくさん泣いていたお友だちもいましたね。ちょっとぶかぶかの制服を着て、あどけない表情をしたお友だちの顔が思い浮かびます。
 年中組さんでは、ピアニカや運動会でのパラバルーン等、新しい事にもたくさん挑戦しました。きっとうまくいかなくてくじけそうになった時もあったでしょう。それでも、一つお兄さん、お姉さんになったことで自信もつき、のびのびと元気に過ごすお友だちの姿がありました。
 そして、年長さん。進んでお手伝いができたり、小さな子の面倒を見てあげたり、いつの間にこんなに大きくなったのかと驚くほどです。行事にも一生懸命に取り組み、その一つ一つで大きな感動を生みました。

 毎日の園生活の中で、時にはお友だちとけんかをしてしまったり、時には先生に叱られてしまったりと、全てが楽しい事ばかりではなかったかもしれません。それでもその経験の一つ一つが、これからお友だちが大人になっていく中で大切な出来事だったと思える時が来ることでしょう。すみれこども園で作ったたくさんの思い出を胸に、これから歩んでいってほしいと思います。

 4月からはいよいよ小学生!真新しいランドセルを背負って歩くお友だちの姿を想像すると、私も嬉しくなります。年長さんのお友だちとのお別れはとても寂しいですが、先生たちはみんなが小学校に行ってもたくさん活躍できるよう、このすみれこども園から応援しています。
 はばたけ、すみれっこ!!

                                                        じむ しとみ ちほ

    こども園最後の体操教室

 

   みんなで仲良くじゃんけん列車