すみれニュース(vol.415) 2020年3月25日

 園庭の桜が満開に咲き、子ども達と同じく新学期が待ちきれないように感じます。先週、在園児の子ども達も修了式を終え、春休みに入りました。進級するクラスもわかり「ぼくはうさぎ組になるんだ!」や「〇〇ちゃん一緒だね!」と、わくわくが止まらず話に花を咲かせていました。

 そんな明るくて愉快なもも組の子ども達と過ごした1年間を振り返ってみたいと思います。
【1学期】
4月、新学期になって初めて登園した日、もも組に来ると「あれ!?」という表情。昨年度年少組で一緒に過ごしてきた先生が!と子ども達も保護者の方も驚いたことでしょう。その表情、今でも覚えています。1学期、クラスに慣れず泣いている子もいました。でもその子が笑顔で登園してくれた日、私は嬉しくて抱きしめました。暑い夏は、畑で育てたキュウリがまさかの大きさに育ってみんなで驚きながら収穫しましたね。
【2学期】
たくさんの行事がある2学期。まずは運動会。パラバルーンの最後の技がなかなか形にならず、暑い中何度も何度も練習しました。そして本番、今までの中で1番の仕上がりに私も涙が込み上げてきました。大成功だったね!文化祭も個性のでる作品を作ったり、クリスマスこども会では可愛く、かっこよく、発表できました。
【3学期】
「年長さんになるから」という言葉がクラスのみんなの口癖になっていましたね。おはようブックがあと2ページ終わったら…!と期待を膨らませていました。3月には進級前の試練、ひらがな練習と名前書きをしました。名前書きでは苦戦する子もいました。しかし、悔しくてお家に帰って自主練習をしてきた子、私と個人レッスンをした子などみんなそれぞれに頑張って、もも組のお友達は全員、脹れて自分の名前を書けるようになりました。

 きっと子ども達には大変な事もたくさんあったことと思います。でも、自分の力で乗り越えてきました。1年間で心も体も大きく成長した子ども達。私はこの子ども達を自信をもって年長組に進級させることができます。そして最後に、もも組のお友達に大きな花丸を送ります。本当によく頑張りました!

                                                       ももぐみ  いわぶち みえ

      名前書けたぞ!

     だいすきなもも組❁