すみれニュース(vol.428)2020年7月2日

 雨の合間の晴れた日には、夏の日差しが降り注ぐようになりました。蒸し暑い日が続いていますが、子どもたちは汗をかきながらも夢中になって様々な遊びを楽しんでいます。

 7月7日は七夕ですね。先日ゆりぐみでは七夕の製作を行いました。今回の製作では、はさみとのり貼りに挑戦しました。初めての活動に、興味津々な子どもたち。「早くやりたい!」と目を輝かせながらも、はさみ・のりの使い方について一生懸命話を聞いている姿が見られました。

 はさみでの製作活動が始まると、慎重にはさみを持って切る子や、大胆にチョキチョキ切る子など様々でしたが、子どもたちの目は真剣そのもの。切り終わると、「見てー!」と嬉しそうに見せてくれました。また、のり貼りでは「おかあさん指に少しつけるんだよ!」と子どもたち同士で話しながら、楽しく貼り合わせることができました。

 出来上がった作品をクラスに飾ると、「かわいいね」「みんな上手!」と興味津々。少し前から歌っていた「たなばたさま」の歌にも力が入り、最近は歌詞を覚えて堂々と歌っています。お持ち帰りの日を楽しみにしていてくださいね。

 通常登園が始まって、1か月が経ちました。
 全ての取り組みが初めての年少さんにとっては覚えることがたくさんあり、この1か月は「自分で頑張る」という試練であったかもしれませんが、日々の積み重ねで多くの取り組みが出来るようになってきました。

 初めの頃は「できないよ~」「先生、やって!」と諦めてしまう子もいましたが、やり方を説明しながら一緒に取り組むことで、‘できない’から‘できる’に変化し、朝の身支度や給食の準備、帰りの身支度は自信満々に取り組むことができるようになりました。「先生、できたよ!」と嬉しそうに教えてくれる子どもたちは達成感に満ち溢れていて、とても頼もしい顔つきです。

 最近は、掛け間違えずにボタンを留めたり衣類の裏表を直したりすることに、「自分の力でやってみよう!」とクラスみんなで頑張って取り組んでいます。
 明日はどんな姿が見られるでしょうか。子どもたちの成長を日々楽しみに、子どもたちに寄り添いながら保育していきたいと思います。

ゆりぐみ おおたか あさ

      のり貼り、真剣です

      大好きなお外遊び!