12月に入り、今年も残りわずかとなりました。吐く息も白くなり、寒さが一段と厳しくなってきましたが、こども園の子どもたちは寒さに負けず元気いっぱいに活動しています。
1学期は自分のことで精一杯な姿があったゆりぐみの子どもたちですが、あっという間に園生活にも慣れ、身支度や着替え等の基本的な生活習慣が定着し、最近は自信満々に取り組む姿が見られます。1学期に苦戦していたボタンの掛け方や裏表の直し方も出来るようになりました。また、2学期に入ってからは、言葉でのやりとりが豊かになり、人間関係に深みが出るようになりました。その中でも、挨拶をすることや気持ちを伝えることに成長が見られます。
「おはようございます!」「さようなら!」元気よく挨拶ができるようになりました。
「ありがとう」「ごめんね」気持ちを自分から伝えられるようになりました。
「だいじょうぶ?」「どうしたの?」思いやりの心が豊かになりました。
「いっしょにあそぼう」「なかまにいれて」お友だちと一緒に遊ぶ楽しさを知りました。
「じゅんばんだよ」「20になったらかして」ルールを守って遊ぶということを学びました。
子どもたちの言葉のキャッチボールには、様々な投げ方があり、日々聞いているのがとても楽しいです。思わぬ変化球に笑わされることもしばしばで、ほっこり温かな気持ちになります。これからの更なる成長にワクワクしています。
さて、たくさんの行事が盛りだくさんの2学期も早いもので、残すところ来週のクリスマスこども会のみとなりました。初めての運動会、初めての文化祭を経験し心も体も大きくなった子どもたちは、本番当日に向けて日々練習に励んでいます。
最初は振り付けや、自分の立ち位置を覚えるのに苦労をしている姿がありましたが、今では自分の遊戯はもちろん、お友だちの遊戯も踊ってしまうくらい、クラスみんなで楽しみながら取り組んでいます。
いよいよ来週の12月10日(木)、11日(金)がクリスマスこども会の本番です。子どもたちの自信満々に踊る可愛らしいお遊戯、ぜひ楽しみにしていてくださいね。
ゆりぐみ おおたか あさ