すみれニュース(vol.446)2021年2月5日

 2021年に入り、あっという間に1か月が過ぎました。どの学年もまとめの時期に入り、子どもたちも進級への意識と期待を高めながら生活しています。

 
 そんな幼稚園部門では今週、音楽おさらい会がありました。夏ごろから少しずつ歌、カスタネットともに練習に取り組み、当日の発表では一人ひとりが練習の成果を出し切ることができました。緊張の中で一生懸命披露する姿は素晴らしいものでした。
 コロナ禍の中での制限ある発表会となりましたが、無事当日を迎えることができたことを嬉しく思います。何より子どもたちにとって、大好きな保護者の皆様の前で発表することができた瞬間は、かけがえのない貴重な経験になったことと思います。

 
 当日までの練習の中で、子どもたちに多くの成長が見られました。歌が大好きな子どもたちは、初めて曲を聞いた日から口ずさみ、お友達同士で教え合いながら楽しく歌ったり、カスタネットをたたいたり。長い歌詞や難しいリズムも繰り返し練習を重ね、しっかり覚えました。
 なかには練習よりも好きな遊びに集中したい子、なかなか気持ちが乗らない子もいました。しかし当日を迎えると、誰よりも力強く元気に発表する姿に、舞台袖から応援していた私は涙をこらえました。
 改めて子どもたちの勝負強さと、保護者の皆様のパワーの偉大さを実感した瞬間でした。

 
 たくさんの感動を与えてくれた年少組さんのお友達も、約2か月後には年中組さんです。
 入園当初、初めて保護者のもとを離れの集団生活に、戸惑った子も多かったことでしょう。園で初めての経験を積み重ね、1年経った今では一回りも二回りも大きく成長しました。
 自分主体で、周囲を意識するのが難しかった頃から考えると、現在は常に仲間を意識し助け合い、向上心を持って頑張る姿に大きな成長を感じます。
 そんな子どもたちと共に駆け抜けてきた1年間、たんぽぽ組のお友達、副担任の大貫先生に感謝しきれません。進級までの限られた日数も、子どもたちとの一瞬一瞬を大切にしながら過ごしていきたいと思います。

                                                           たんぽぽぐみ  おかもと りり

発表がんばりました!!

お部屋ではぬりえブームです♪