すみれニュース(vol.449)2021年3月3日

3月に入り、少しずつ春らしい陽気になってきました。今年度のクラスも残すところあと1か月となりました。この1年間で、子どもたちはたくさんの経験をして、頼もしく成長しました。

今年度担任をしている0歳児クラスの子どもたちは、個性が豊かで毎日元気一杯です。4月の入園当初は、ハイハイをしていた子どもたちも、この1年で、歩けるようになり、出来るようになった事がたくさん増えました。今では、食事もズボンの着脱も、お片付けも何でも自分でできます。特に成長したなと感じる出来事が2つあります。

1つ目は、お話が上手になったことです。1学期は、喃語だった子どもたち。3学期に入ってから、言葉の成長がとても著しく、私の言葉を真似したり、お友だちの名前を呼ぶようになりました。最近は1語文から2語文になり、毎日先生やお友だちとのお話を楽しんでいます。そして何より一番嬉しかった事は、子どもたちが「せんせい」と言えるようになった事です。初めて、「せんせい!」と呼んでくれた日は、驚きと嬉しさで、涙が出るほど感動しました。

2つ目は、優しい子に成長したことです。お友だちが泣いていたり、困っていると「だいじょうぶ?」と、声を掛け手を繋いだり、頭を撫でてあげたりと、優しい一面が見られるようになってきました。こんなに小さい子どもたちでも、相手を思いやる気持ちが芽生えるのだなと、感激しました。

この1年間で、子どもたちと共にたくさんの経験や、発見をする事ができました。3月は、1歳児クラスに進級する為の準備期間でもあります。一人ひとりの“やりたい!”という気持ちを大切に、残りの生活を充実したものにしていきたいと思います。

ナーサリー0歳児 たなか ゆき

築山の芝生で、芝滑りをしたよ!

2人はとても仲良し!