すみれニュース(vol.465)2021年7月1日

 子どもたちが蒔いたひまわりの種も元気よく葉っぱを広げて、夏の暑さを楽しむようにすくすく成長しています。水やり当番になった子は、朝からやる気いっぱいです。早くひまわりの花がたくさん咲くことを待っています。

 ねこ組では先日七夕製作を行いました。年長組になると自分たちでお願いごとを書きます。まず、どんなお願い事を書こうかそれぞれが一生懸命考えました。「ダンスが上手におどれるようになりたい」、「おかしをいっぱいたべたい」などたくさんの個性あふれるお願いごとがありました。そしてそのお願いごとを一つひとつ文字にして平仮名で書きました。「先生、「す」が上手に書けたよ!!!」と嬉しそうに教えてくれる子や、「この文字難しいな」と頑張って考える姿が見られました。出来上がった作品をみんなで見せ合ってどんなお願いごとを書いたか発表しました。みんなとても嬉しそうにお願いごとを発表している姿がありました。自分達で一生懸命に書いたねこ組さんみんなのお願いごとが叶いますように。

 体育教室では、6月から運動会に向けて組体操の練習がスタートしました。子ども達も組体操ってどんな技があるのかワクワクドキドキしている様子でした。まず、掛け声の練習です。大きな声で元気よく、みんなで声をそろえて練習をしました。組体操ではお腹の力を入れたり、手足をきちんと伸ばしたり、たくさん体力を使います。講師の先生のホイッスルに合わせてみんなで挑戦です。ピッと音の合図で技を一つ一つ練習しました。最初に一人体操、次は二人体操、その次は三人体操を行いました。すると、技がだんだん難しくなり、Sちゃんが体を上手く使うことが出来ず落ち込んでいました。

 私が声をかけようとしていたら、Mちゃんが「年長さんだからたくさん頑張るよ!!」と笑顔で声をかけていました。その姿を見て他の園児たちもやる気十分に「もう年長さんだから痛くても、暑くても頑張る!!!」と言ってSちゃんを励ましSちゃんも最後まで頑張ることが出来ました。そのやり取りをみて、年長組になると子どもたちで解決していくことも大切なのだと強く感じ、ねこ組みんなで一生懸命頑張っていこうと思いました。ねこ組では、帰りの会でも組体操の練習を少しずつ行いみんなで本番に向けて頑張っています。

 クラスでの生活も3ヶ月が経ち子どもたちもクラスに慣れ、毎日元気いっぱい過ごす中で、少しずつ自分たちで考えたり、挑戦してみたり、時には失敗したり様々な体験をしながら日々成長しているのだなと改めて感じました。これからお泊り保育、夏祭り、運動会、文化祭などたくさんの行事があります。園生活最後の1年間をみんなで素敵な思い出にしていきたいです。

                                               ねこぐみ さか れいな

みんなのお願いごとがかないますように

 三人体操、扇!!!