すみれニュース(vol.468)2021年7月30日

 梅雨も終わり、夏本番になってきました。先週ついに東京オリンピックが始まり、コロナ禍と言えど母国開催なので盛り上がってほしいという気持ちで毎日応援しています。

 さて今回は、子どもたちのお手伝いの話をしたいと思います。私は、毎日うがい用のお茶と麦茶を各クラス分、朝作って配っているのですが、クラスに持っていく際に「おてつだいちっく~♪」と言っていつも何名かの子どもたちが集まってきてくれます。おてつだいちっくの「ちっく」が何なのかは分かりませんが、そう言って来てくれる子どもたちがとても可愛いです。

 お茶は台車に乗せて運ぶのですが、その台車を一緒に押してくれて、うがいのお茶をクラスに置くのを手伝ってくれます。「ぼくはきくぐみ!」「わたしはこすもすぐみ!」とお茶をどこのクラスに持っていくか元気いっぱいに発言する子どもたち。たまにお茶の取り合いになってしまうこともありますが、様子を見ていると、「ぼくは運んだから○○ちゃん持っていっていいよ」とちゃんと譲り合うことができ、ケンカにならないか内心ドキドキしている私はいつも感心させられています。お茶配りが終わった後も、台車を元の場所へ一緒に運んでくれる子もいて、「お手伝いありがとう」と言うと、笑顔で「はーい、あしたもやるー」と答えてくれるので、朝からとてもあたたかい気持ちになります。

 自分からお手伝いをしてくれる様子に、とても子どもたちの成長を感じます。同時に子どもたち自身の達成感にも繋がっていると思います。私もこのお手伝いのおかげで、毎朝元気をもらっています。毎日暑い日が続いているので、麦茶を作るという些細なことですが、子どもたちが熱中症や水分不足にならないように、これからもサポートしていきたいと思います。

 今は夏休み中ですが、のびのびに来ている子どもたちは毎日元気に過ごしています。私も子どもたちに負けないように元気に頑張っていきたいと思います。

                                                        じむ たけくま もえ

  みんなでおてつだい「ちっく♪」

     今日は二人で一緒に♪