すみれニュース (vol.473) 2021年9月10日

 陽ざしには、まだ夏の名残惜しさもありますが、陽の長さも随分と短くなってきました。今年の夏は、なかなか天候に恵まれずナーサリーの2歳児クラスがプール活動を実施できたのは1回でしたが、その分晴れた日には芝生でたくさん水遊びをしました。

 早いもので、今年度も約半年が過ぎました。この半年で色々なことが出来るようになった2歳さん。お話が上手になり、友だちや先生と簡単な会話のやりとりができ、意思の疎通ができるようになりました。4月当初は、こちらがうまく言葉を聞き取れなかった子が、今は帰りの会で「今日何やった?」と聞くと、はっきりと「○○のお製作!」と答えた時にはとても成長を感じました。

 現在2歳児クラスでは、パンツトレーニングや食事の際フォークを下手持ちで使う練習など、個々のペースで頑張っています。時々、衣服の着脱も「自分でできたー!」と嬉しそうに報告に来てくれるのですが、靴下が裏返しだったり、ズボンが前後反対に履いていたりします。頑張った証なので「自分でできて偉いね!」と自信になる言葉をかけてから、後でそっと直すこともありますことをお許しください。自分でできることが増えて、こだわりをもって進める子、丁寧に時間をかけて進める子、苦戦しながらも保育者と一緒に一つ一つ進める子、それぞれ頑張っています。ご家庭でもぜひ、子どもたちの頑張りをたくさん褒めてあげてください。

 さて、先日9月7日に保育園とナーサリーで夏のお店屋さんごっこを行いました。少し前に3~5歳児クラスが行っていた様子を見学したので、ついに自分たちの番!と張り切っていました。自分で作ったうちわを持って、盆踊りを踊ったりお面を被って写真撮影をしました。0・1歳のお友だちと先生が「いらっしゃいませ~」とお店屋さんになり、2歳のお友だちはチケットを持って、買い物バッグを提げ、製作した食べ物を買いました。お互いにバッグの中を見せ、買ったものを見せ合って食べている真似をしている姿がとても微笑ましく、可愛らしかったです。

 コロナ禍で行事等色々と制限することがありますが、日々の保育の中で感染対策を行いながら子どもたちが充実して楽しい時間が過ごせるよう努力していきます。

ナーサリー2歳児 おおつか みさき

     パン粉の感触遊び

    お面どれにしようかな