すみれニュース(vol.483)2021年11月19日

 11月も半分を過ぎ、今年も残すところ約1カ月。行事が盛り沢山の2学期も運動会、作品展と無事に行うことができ、残すはクリスマス会となりました。クリスマス会に向けた練習が始まり、「もうここまで覚えたよ!」「もっと練習したい!」と意欲的な子どもたち。本番では子どもたちの素敵な姿を見せられるよう、引き続き練習に取り組んでいきたいと思います。

 りす組では、お当番の日とお当番の次の日に掃除のお仕事があります。お当番の日は靴箱、お当番の次の日はロッカーの上や窓の掃除をします。ある2人のお当番の日。先に自分の片付けを終えて掃除をしていたA君。A君が掃除を始めて少しすると、Bちゃんも一緒に掃除を始めました。すると、先に掃除をしていたA君が何やら困った様子。それを見て、「A君どうしたの?」とBちゃん。「ここがなかなか届かなくて拭けないの・・・」とA君。それを聞いたBちゃんは、「じゃあ私、そこ届くから代わりに拭くよ!A君はこっちをお願いね!」と言い、困っていたA君を手伝って2人で協力し、掃除をしていました。何気ない日常の1コマでしたが、困っている友だちに気付き、自分たちで協力し合う姿に嬉しくなりました。

 このように、自分で考えて何かをするという事が以前より多く見られるようになりました。また、自分のことだけではなく、ほかの子や物事に目を向けて行動することも増えてきました。自分で気付いて何かをしたり、思いやりの気持ちを持ったりすることは、今後成長していく中で必要な部分であり、私自身も日々の生活で心掛けていることでもあるため、育っていって欲しいと思っている部分です。今後も子どもたちのそんな姿を沢山褒めて伸ばし、様々な事への自信にも繋げていけたらいいなと思っています。そして、こども園での生活も少なくなってきたため、毎日が楽しいと思えるような日々を過ごしていきたいと思います!

りすぐみ えばた みほ

      掃除頑張るぞ~!

 先生の代わりにみんなの前で手遊び!