すみれニュース(vol.509)2022年6月17日

 あっという間に、季節は梅雨に移り変わりました。晴れたり雨が降ったり、天気の移り変わりが多いですが、室内や戸外に関係なく、子どもたちは汗ばみながらも日々色々な遊びを楽しんでいます。

 きく組での生活が始まって2ヶ月半が経ちました。私は昨年まで年長組の担任をしていて、今年度初めて年中組の担任になりました。年中組になるとピアニカを使ったり、合奏をしたり、運動会でクラスごとに力を合わせてパラバルーンを行ったり、クリスマス会でオペレッタに挑戦したり、たくさんの新しいことがあります。どの行事もお友だちと一緒に出来るのが今からとても楽しみです。そして、年長さんとは違う子どもたちの成長をたくさん見つけて行きたいです!!

 

 先日、6月のプレゼント製作で絵具を使用しました。ピンク、黄色、緑、黄緑、青、水色の6色から自分で好きな色を選び、好きな場所に垂らし、筆を使って模様を作りました。「私は、ピンクが好きだからここピンクにしよー!」「色々な色が混ざると綺麗だね」など絵具に興味深々な様子で楽しく活動しました。活動が終わり、乾かしている作品をみて、「うわぁ、すごいきれい」「楽しかったね」などとても嬉しそうな子や、「絵具って乾くと固くなるんだね」と驚く子もいました。絵具だけでも子どもたちの中で感じ方が違い面白いなと感じました。
個性溢れるプレゼントが出来てみんなで笑顔いっぱいになりました!!

 

 ある朝の自由時間の出来事です。お誕生日を迎えたD君にケーキを作ろうとC君がソフト積み木を重ねていました。それを見ていた他のお友だちが「私達もやるー!」と嬉しそうに手伝い始めました。「ぶどうがおいしそうだから、私はぶどうをのせよう」、「D君、喜んでくれるかな~?」などみんなで協力して大きなケーキを作りました。そこへD君が登園すると、みんなで「D君にケーキつくったよ!みてー-!」と呼び、見せていました。D君も少し照れながらも嬉しそうに「僕もう5歳になったんだよ!」と笑顔で言っていました。6月になり、クラスのお友だちとも仲良くなり、みんなで何かを協力して行う事が増えてきたきく組さん。朝の何気ない会話や遊びからも子ども達の成長をみることが出来てとても嬉しく思いました。また、遊びの中で人への思いやりや、物を違う何かに例え、想像を膨らませて遊ぶことの楽しさを経験していると改めて感じました。これからも子ども一人ひとりの個性を生かしながら、子どもたちが楽しいと思える園生活を送っていきたいです!!

                                                        きくぐみ さか れいな

  大きなケーキ出来たよーー!!!

   どんな模様にしようかな~?