すみれニュース(vol.538)2023年2月3日

 2月に入り、寒さが厳しい日が続いています。しかし子どもたちはそんな寒さに負けず、毎朝登園すると早々と朝の支度を済ませ、「お外行ってきまーす!」と元気に園庭に飛び出していきます。

 少し前まで落ち葉やどんぐりを集めることがブームだった子どもたちは最近、朝の外遊びで“氷探し”に夢中のようです。園庭にある池や小さな水たまりに張った氷を割って観察したり、触ったり、バケツにたくさん集めてみたり…。朝のうちにしか観察できない“霜柱”にも興味津々で、足で踏んだ感触を楽しんでいます。

 子どもたちはこうして身近な自然に触れ、感じ、考え、何気ない日常から豊かな心を育んでいくのだと改めて感じました。

 そこで私は保育者として、子どもたちが豊かに育つために常に環境を整え、様々な発見の場を提供していきたいと思いました。そして日々の貴重な発見や喜びを見守りながら、一緒に考え、喜び、学んでいきたいと思いました。

 

 そんな子どもたちと先日、2月3日の節分に向けて節分製作を行いました。毎年、各学年お面とマスをつくり、豆まきに臨みます。

 年中組の今年のお面は、画用紙を鬼の顔の形に折り、鉛筆とハサミを使って目や口のパーツを切り貼りし、完成させました。初めは「自分で書いて切るの難しそう~…」と言っていた子どもたちですが、いざ作り始めると、「どんな顔にする?」「優しいお顔にしようかな!」「強そうな鬼さんにしたい!」と、お友だちと楽しい会話をしながら取り組む様子がありました。マスも同じく、「何色にしよう」と悩んで一生懸命完成させました。

 ぜひ、お家での豆まきでも使って鬼を追い払い、福をたくさん呼び込んでください!

 

 2月10日には、今年度最後の大きな行事である音楽おさらい会があります。ピアニカや楽器の演奏、元気な歌の発表を通して、子どもたちの成長を感じていただければと思います。毎日の練習の成果を発揮できるよう頑張りますので、楽しみにしていてください!

 

 今年度も残すところ2か月となりました。年中組での生活を振り返りながら、一日一日を大切に、たくさん思い出を作りたいと思います。

           ももぐみ  うしおだ りり

「鬼さんどんな顔にする~?」

オリジナルラーメンを作ったよ!